フィリピンが注目を集める
東南アジアの群島国家フィリピン。1億人近い人口を擁し東南アジアではインドネシアに次ぐ大国です。このフィリピンが今、日本でも大きな注目を集めるようになってきています。
フィリピンは多くの日本人にとっては、ほとんど縁がない国かもしれません。フィリピンと言われてもバナナとフィリピンパブくらいしか思いつかないという人が大半なのではないでしょうか。しかしそれはもう過去の話です。日本人にとってフィリピンは縁遠い国ではなく、縁の深い国になりつつあるのです。
その第一の理由はフィリピン留学です。今まで英語を勉強すると言えば、イギリスやアメリカなどに留学するのが普通でした。しかし2年ほど前からフィリピンに留学して英語を学ぶのが日本でもポピュラーになってきました。近いうちにフィリピンに留学する日本人の人数がアメリカに留学する人数を超えるのは確実と言われています。
そしてもう一つの理由はビジネスです。東南アジアの発展途上国だったフィリピンですが、コールセンターなどビジネスアウトソーシングを中心に高い経済成長を持続しています。これに伴い庶民の消費水準が向上し、日本の企業にとって有望なマーケットとなっているのです。すでにフィリピンには数千社の日本企業が進出しています。
フィリピンのフェリー
フィリピンと日本とのつながりが強くなってきた今、留学やビジネスでフィリピンを訪れる日本人は急速に増えてきています。このサイトを読んでいるあなたも、いつかフィリピンを訪れるチャンスが巡ってくるかもしれません。
では仮にみなさんがフィリピンを訪れた時、どういった交通機関を利用するのでしょうか? 日本からフィリピンまでフェリーで移動する人はいないでしょう。多くの人が飛行機を利用します。ではフィリピン国内ではどうでしょうか。もしかしたら日本と同じように鉄道や長距離バスを利用すると思っていませんか? 実はフィリピンではフェリーが大きな役割を担っているのです。
フィリピンは7,000を超える島からなる群島国家です。無数とも言える島で国土が構成されています。その島と島とを結んで活躍しているのがフェリーなのです。確かに飛行機も飛んではいますが、フィリピンの庶民にとってフェリーの安い運賃は魅力的です。また、フェリーならば多くの荷物を持ち込むこともできます。我々日本人には想像もできないほど、フィリピンではフェリーが庶民の重要な足として定着しているのです。
高速フェリーを使ってみよう
では、フィリピンにビジネスや留学で日本人が訪れた際、フェリーを利用する可能性はあるのでしょうか。もちろんあります。特に
高速フェリーを利用する可能性は非常に高いのです。例えば、多くの日本人が留学するセブ島の近くにボホール島という島があります。チョコレートヒルズやターシャなどの観光資源があり、週末を使って観光に来る留学生が少なくありません。その際にセブからボホールへの移動で利用するのが高速フェリーなのです。
他にも日本人がフィリピンで高速フェリーを利用するシーンがあります。例えば西ヴィサヤ地方にはイロイロとバコロドという2つの中都市があります。商談などでこの2つの都市を訪問する際、飛行機よりも高速フェリーのほうが使いやすくて便利なのです。
フィリピンで高速フェリーを活用できるようになれば、フィリピンでの留学、ビジネス、観光がもっと楽しく便利なものになります。このサイトでは日本ではあまり知られていないフィリピンの高速フェリーについて詳しく説明します。